庇とは、建物の開口部（窓、出入口）の上に取り付けられる日除けや雨除け用の小さな屋根のことをいいます。

最近は薄くてスタイリッシュな製品もでていきていますが、アーリーアメリカンスタイルにはちょっとシンプルすぎるので、南側コーナーサッシ廻りの庇は建物と一体化してデザインしました。

二階は屋根の軒の出があるので庇はつけませんでした。

サッシ右横の突き出した部分は内部のユニデール置き場と飾り棚になっています。

棚下の白い機械が蓄熱暖房器具のユニデールです。夏に全く話題にあがりませんが（笑）深夜電力を利用して機械内部のレンガに蓄熱をさせて、日中に放熱させるという機械です。

かなり大きい機械なので、このように建物の壁から出さないように計画するとすっきりと納まります。

もう少し奥行きを広くとれたら、夏の間は建具をして隠すこともできます。お家づくりのご参考まで・・。